Folivora Dex

天探女:人の心を見透かし、天邪鬼の元祖となった女神

#日本神話 #女神 #天邪鬼 #予言 #トリックスター #国譲り #心を読む #異端
天探女 / Ame no Sagume
天探女

天探女

Ame no Sagume
日本神話女神 / 妖怪の祖
神格★★
大きさ人間大
権能人の心や未来を探り当てる、物事を逆転させる
弱点余計な一言
主な登場
古事記日本書紀各種RPG

「あいつは天邪鬼(あまのじゃく)だ」という言葉の語源になったとされる女神、それが天探女です。日本神話の重要な場面である「国譲り」のエピソードに登場し、天からの使者アメノワカヒコをそそのかして運命を狂わせた、日本の神話史上屈指のトリックスターです。

天探女の正体

名前の意味

「天(あめ)」の「探(さぐ)る」「女(め)」という名が示す通り、相手の心を読み取ったり、天の動きを探知したりするシャーマン的な能力を持っていたと考えられています。

アメノワカヒコへの助言

地上を平定するために遣わされたアメノワカヒコに、天からの返し矢を射るようにそそのかしたのは彼女でした。この行動が悲劇的な結末を招くことになります。

天邪鬼の起源

瓜子姫との関連

時代が下ると、天探女は仏教などの影響を受け、人の心を読んで反対のことをする小鬼「天邪鬼」と同一視されるようになりました。昔話「瓜子姫」で、姫を騙して成り代わろうとする悪役(天邪鬼)のモデルも彼女だと言われています。

ミステリアスな容姿

神か妖怪か

神としての神聖さと、妖怪としての不気味さを併せ持つ存在として描かれます。全てを見透かすような瞳と、どこか人を食ったような笑みが特徴的です。

まとめ

人の心の隙間に入り込む天探女。彼女は単なる悪役ではなく、物事の裏側や本音を暴き出す、必要悪のような存在なのかもしれません。