その名の通り、「意(ねがい)の如く」望みを叶えてくれるドリーム・メーカー。それが如意輪観音(にょいりんかんのん)です。
六本の手を持ち、片膝を立てて頬に手をあてるリラックスしたポーズ(輪王座)が特徴的です。「どうやって衆生を救おうかな」と優雅に考えている姿だと言われています。
二つの最強アイテム
如意宝珠(にょいほうじゅ)
手には「何でも願いを出せる魔法の玉」を持っています。これにより、物質的な豊かさや幸福を人々に与えます。
法輪(ほうりん)
もう一つの手には、武器であり教えの象徴でもある「法輪(チャクラ)」を持っています。これで煩悩を粉砕し、迷いを断ち切ります。 「宝珠でアメを与え、法輪で導く」という完璧なスタイルです。
六観音の一員
天界担当
地獄から天界までを救う「六観音」のメンバーであり、如意輪観音は特に「天界」の人々を救う担当とされています。天界は享楽的で悩みがないように見えますが、それ故に老いや死の苦しみが大きい場所であり、そこでの救済を担っているのです。
まとめ
富も、知恵も、心の安らぎも。如意輪観音は、私たちが抱くあらゆる「願い」を否定せず、それをきっかけに悟りへと導いてくれる懐の深い仏様です。