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金剛夜叉明王:不浄を喰らい尽くす北の守護神【五大明王】

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金剛夜叉明王 / Kongoyasha Myoo
金剛夜叉明王

金剛夜叉明王

Kongoyasha Myoo
インド神話 / 仏教神々 / 明王
神格★★★★★
大きさ三面六臂の忿怒形
権能不浄の浄化、悪人の捕食
弱点特になし
主な登場
東寺仁和寺

「悪人を食べる」という衝撃的な役割を持つ神様がいます。金剛夜叉明王です。彼は元々、インド神話で人を襲う恐ろしい鬼神でしたが、大日如来の教えに触れ、その恐ろしい力(食欲)を「悪を喰らう」という善行に使うようになりました。

三つの顔と五つの目

悪を見逃さない

彼の正面の顔には、なんと五つの目があります(額に一つ、左右に二つずつ)。この異様な視覚で、世の中のあらゆる不浄や悪を見つけ出し、即座に浄化(捕食)します。

宗派による違い

真言宗と天台宗

真言宗では五大明王の一角として金剛夜叉明王を祀りますが、天台宗では代わりに「烏枢沙摩明王」を入れます。どちらも「不浄を清める」という役割は共通しており、北の方角(鬼門とは逆ですが重要)を守護しています。金剛夜叉明王が「悪を食べる」能動的な浄化であるのに対し、烏枢沙摩明王は「不浄を燃やす」という違いがあります。

まとめ

金剛夜叉明王は、私たちの心にある悪い心(不浄)を、バリバリと食べてくれる頼もしい浄化装置のような神様です。