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玉皇大帝:中国神話 / 道教の最高神【元ネタ・強さ解説】

#中国神話 #道教 #最高神 #西遊記 #不老不死 #皇帝
玉皇大帝 / Jade Emperor
玉皇大帝

玉皇大帝

Jade Emperor
中国神話 / 道教最高神 / 天帝
神格★★★★★
大きさ玉座に座る威厳ある老人
権能天界・地・冥界の全支配、因果応報の管理
弱点孫悟空の暴れっぷり(頭痛の種)
主な登場
西遊記ドラゴンボール(元ネタ)女神転生

道教における事実上の最高神であり、天界の支配者である玉皇大帝。あの孫悟空でさえ、彼には頭が上がりません(暴れはしましたが……)。

玉皇大帝とはどのような神か?

玉皇大帝(あるいは玉帝)は、中国の民間信仰や道教において、天界、地上、地底(冥界)の三界すべてを統べる最高権力者です。人間界の皇帝が天子の如く振る舞うように、彼もまた天上の宮廷で多くの神々や仙人を従え、官僚的な組織によって世界を管理しています。人間の善行や悪行を監視し、寿命や運命を決定する権限を持っており、旧暦の年末には各家庭の竈神(かまどがみ)から報告を受けるとされています。

神話での伝説とエピソード

修行の果ての即位

彼は最初から神だったわけではありません。伝説によれば、彼は元々ある国の王子でしたが、王位を捨てて山に入り、何億年(一説には2億年以上)もの修行を経て「道(タオ)」を極め、その功徳によって玉皇大帝の地位に就いたとされています。これは、誰でも修行次第で神になれるという道教の教えを反映しています。

西遊記での受難

『西遊記』では、天界で暴れまわる孫悟空に手を焼き、甥である顕聖二郎真君や、西方の釈迦如来(お釈迦様)に助けを求める役回りとして描かれます。威厳はあるものの、どこか人間味のある苦労人(苦労神?)としての側面も愛されています。

現代作品での登場・影響

現代中国での信仰

台湾や東南アジアの華人社会では現在でも篤く信仰されており、「天公(ティエンコン)」と呼ばれて親しまれています。旧暦1月9日の彼の誕生日は盛大に祝われます。

ポップカルチャー

ドラゴンボール』の神様や閻魔大王の上司といった階層構造は、この道教の天界システムがモデルになっています。

【考察】その強さと本質

官僚制の投影

中国の神界が非常に組織的で官僚的なのは、地上の官僚制度(科挙など)が天界に投影されているからです。玉皇大帝はその頂点に立つ、究極の皇帝像なのです。

まとめ

気の遠くなるような修行の末に宇宙の統治者となった玉皇大帝。世界の秩序は、彼と天界の役人たちの働きによって保たれているのです。