Folivora Dex

トロペオグナトゥス:空飛ぶ巨大な竜骨【古生物図鑑】

#翼竜 (アンハングエラ類) #白亜紀前期 (約1億1000万年前)
トロペオグナトゥス / Tropeognathus
トロペオグナトゥス

トロペオグナトゥス

Tropeognathus
白亜紀 (南米)翼竜 (アンハングエラ類)
危険度★★★
時代白亜紀前期 (約1億1000万年前)
大きさ翼開長約8メートル
特殊能力竜骨状のトサカ
弱点風の影響
主な登場

トロペオグナトゥス(Tropeognathus)は、ブラジルで発見された大型の翼竜です。南半球最大級の翼竜の一つで、その翼開長は8メートルを超えます。最大の特徴は、くちばしの上下にある半円形の「トサカ(隆起)」です。これが船の竜骨(キール)のように見えるため、「竜骨の顎」という名が付きました。

水切りのためのトサカ

くちばしの上下にあるトサカは、飛行中に水面を切り裂いて魚を捕る際のスタビライザー(安定板)の役割を果たしていたという説があります。また、鮮やかな色で異性を引きつけるディスプレイだった可能性も高いです。

魚を逃さない歯

口には鋭い歯が外側に向かって生えており、滑りやすい魚を確実に捕らえることができました。海上を滑空しながら、海面近くの魚を掬い上げるダイナミックな狩りをしていました。

長距離飛行

巨大な翼を持ち、上昇気流に乗って長距離を移動できたと考えられます。彼らは大空と海の両方を支配する、白亜紀の優れたパイロットでした。

まとめ

トロペオグナトゥスのユニークなシルエットは、翼竜の進化の多様性を象徴しています。彼らの顎が波を切る姿は、太古の海の壮大な光景だったでしょう。