ミクロラプトル(Microraptor)は、恐竜から鳥への進化を語る上で欠かせない存在です。彼らは前足だけでなく後ろ足にも長い風切羽を持っており、まるで複葉機のような「四枚の翼」で森の中を滑空していました。
玉虫色の輝き
最新の研究(メラノソームの分析)により、彼らの羽毛は現在のカラスやムクドリのように黒く、光の当たり具合で青や紫に輝く「構造色」を持っていたことが分かっています。恐竜の色が科学的に特定された貴重な例です。
四翼の機能
後ろ足の翼は、飛行機でいう尾翼やフラップのような役割を果たし、空中での旋回や減速に役立っていたと考えられます。彼らは熟練したグライダーでした。
お腹の中の証拠
化石の胃の内容物からは、哺乳類、鳥類、魚類が見つかっており、彼らが樹上から機会をうかがって様々な小動物を捕食していたことが分かっています。
まとめ
黒く輝く羽毛で森を舞うミクロラプトル。その姿は、私たちがイメージする「恐竜」よりも、現代の鳥たちに限りなく近かったことでしょう。