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ズンガリプテルス:貝を食べるために進化した翼竜【古生物図鑑】

#翼竜 #白亜紀前期 (約1億2000万年前)
ズンガリプテルス / Dsungaripterus
ズンガリプテルス

ズンガリプテルス

Dsungaripterus
白亜紀 (アジア)翼竜
危険度★★
時代白亜紀前期 (約1億2000万年前)
大きさ翼開長約3メートル
特殊能力貝を砕く顎
弱点噛む力以外の武器
主な登場

ズンガリプテルス(Dsungaripterus)は、中国のジュンガル盆地で発見された中型の翼竜です。その姿は非常に奇妙で、くちばしの先端が上向きに反り上がり、奥歯は丸く平らになっています。これは硬い殻を持つ獲物を食べるための特殊な適応です。

ピンセットとくるみ割り

反り上がったくちばしの先端には歯がなく、ピンセットのように泥の中から貝やカニを掘り出し、挟むのに適していました。そして奥にある臼のような頑丈な歯で、その硬い殻をバキバキと噛み砕いて中身を食べていました。

奇妙なトサカ

頭の上には骨質の低いトサカがあり、後頭部にも突起がありました。機能ははっきりしませんが、種族の識別やディスプレイに使われたのでしょう。ズンガリプテルスの顔つきは、翼竜の中でも特に個性的です。

独自のニッチ

他の翼竜が魚や虫を食べる中で、彼らは「硬いものを食べる」という独自のニッチ(生態的地位)を開拓しました。これにより、他の種との競争を避けて繁栄することができました。

まとめ

ズンガリプテルスは、環境に合わせた進化の妙を見せてくれる翼竜です。その奇妙な顔は、生き残るための機能美と言えるでしょう。