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ゾンビ:映画で作られた「動く死体」の王様【元ネタ・ブードゥー教】

#アンデッド #ブードゥー教 #ホラー #元人間 #映画
ゾンビ / Zombie
ゾンビ

ゾンビ

Zombie
ブードゥー教 / 映画アンデッド / 感染者
危険度★★★
大きさ人間と同じ
特殊能力不死、感染、群れ
弱点頭部の破壊、火葬
主な登場
バイオハザードウォーキング・デッドMINECRAFT

「うぅー……」という低い唸り声と共に、腐った体で迫りくる死者の群れ。ゾンビは現代ホラーの象徴ですが、その起源は意外にも「奴隷労働」にありました。

ブードゥー教の「働かされる死体」

魂のない肉体

本来のゾンビ(ゾンビ・パウダーによって仮死状態にされ、蘇らされた人間)は、人を襲う怪物ではなく、魔術師(ボコール)の命令に従って農園などで無心に働く哀れな奴隷でした。ハイチの民間伝承におけるゾンビは、死してなお安息を得られない恐怖の対象だったのです。

ロメロ映画による革命的進化

人を喰う「リビング・デッド」の誕生

現在私たちが知る「人を襲い、噛まれた者もゾンビになる」という設定は、1968年の映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(ジョージ・A・ロメロ監督)によって確立されました。この映画以降、ゾンビは単なる操り人形から、増殖する疫病的な脅威へと変貌を遂げました。

走るゾンビの衝撃

本来「動きが遅い」ことが特徴だったゾンビですが、『28日後...』や『ワールド・ウォーZ』などの作品で全力疾走するゾンビが登場し、その恐怖はよりアクション性の高いものへと進化しています。

なぜ頭を狙うのか?

脳だけが生きている

ゾンビ映画の鉄則として「頭(脳)を破壊しない限り止まらない」というものがあります。心臓が止まっても、手足がもげても動き続ける彼らを完全に沈黙させるには、司令塔である脳を物理的に破壊するか、肉体ごと焼き尽くすしかないのです。

【考察】パンデミックの恐怖

社会崩壊のメタファー

ゾンビ作品が絶えず人気を博す理由は、それが単なるモンスターパニックではなく、感染症による社会秩序の崩壊(パンデミック)や、隣人が突然敵になる恐怖といった、現代社会の脆さを描いているからでしょう。

まとめ

のろのろ歩く死体から、世界を滅ぼす災厄へ。ゾンビは時代に合わせて進化し続ける、まさに「死なない」コンテンツの王様なのです。