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アイガムシャ:目がかかとにある人喰い砂丘怪物【アフリカの妖怪】

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アイガムシャ / Aigamuxa
アイガムシャ

アイガムシャ

Aigamuxa
アフリカ南部伝承妖怪 / 亜人
危険度★★★
大きさ人間より巨大
特殊能力人間を食べる、鋭い歯
弱点視界の悪さ(追いかける時に見えない)
主な登場
アフリカの民話幻想動物事典

世界には奇妙な姿をした怪物がたくさんいますが、アフリカの「アイガムシャ(Aigamuxa)」ほど不便な身体構造をした生き物はいないでしょう。彼らは目が足の裏(かかと)にあるのです。しかし油断してはいけません。彼らは恐ろしい人喰いの怪物なのです。

逆立ちして追ってくる

視界の確保

アイガムシャは普段、何も見えていません。獲物(人間)の気配を感じると、彼らは敵を見るために逆立ちをしたり、四つん這いになりながら足を高く上げて覗き込んだりします。このユーモラスな動きとは裏腹に、彼らの歯は鋭く、捕まれば骨までかじられてしまいます。その食欲は旺盛で、人間を見つけると執拗に追いかけ回します。

盲点の突き方

伝承では、アイガムシャに追われた男が、タバコの粉(または砂)を地面に撒くことで難を逃れた話があります。追いかけてくるアイガムシャの目(かかと)に砂が入ってしまい、痛がっている隙に逃げたのです。目が足にあるということは、地面に近い場所の障害物に非常に弱いという致命的な弱点にもなります。

砂丘の住人

砂漠の民の知恵

この話は、ナミブ砂漠などの過酷な環境に住むコイコイ人の間で語り継がれてきました。「足元を見ろ」「砂を味方につけろ」といった、砂漠でのサバイバル術が教訓として含まれている可能性があります。

モンスターデザインへの影響

奇形モンスター

日本の妖怪「手の目」のように、器官が別の場所にあるというデザインは、シュルレアリスム的で不気味なため、現代のクリーチャーデザインにもインスピレーションを与えています。

【考察】弱視の巨人?

身体的特徴の誇張

視力が弱く、足跡を頼りに獲物を追跡する部族や生物がいた際、その独特の姿勢(地面に顔を近づける、足を上げる)が、「足に目がある」という誤解を生んだのかもしれません。

まとめ

アイガムシャは、その奇妙な弱点ゆえに、知恵を使えば勝てる怪物として親しまれています。どんなに恐ろしい敵にも、必ず攻略法はあるのです。