龍の首元に光るという五色の玉。これを手に入れるため、大伴大納言は武士たちを率いて海に出たが、激しい嵐と雷に遭い、龍の怒りに触れて死にかけた。
最悪の航海
龍の祟り
船は難破寸前となり、大納言は「もう珠はいらないから助けてくれ」と神に祈り、這う這うの体で明石の浜に流れ着いた。 彼は恐怖のあまり目が腫れ上がり、「食べられないスモモ」のような顔になったという。 他の求婚者が偽物で誤魔化したのに対し、彼だけはガチで挑んで返り討ちに遭った。
五色の輝き
逆鱗
龍の首の下には「逆鱗(げきりん)」があり、その近くにあるとされるこの珠は、触れれば死を招く禁忌の象徴とも言える。 手に入れればあらゆる願いが叶うとも言われるが、その代償はあまりに大きい。
まとめ
龍の首の珠は、人間の欲望に対する自然界(龍)の拒絶を象徴する、アンタッチャブルな至宝である。