笹貫(ささぬき)は、平安時代の薩摩国の刀工・波平(なみのひら)行安による太刀です。 その切れ味は凄まじく、竹藪に立てかけておいただけで、散り落ちてきた笹の葉が触れた瞬間に真っ二つになったという伝説から名付けられました。
魔を祓う破邪の剣
薩摩の魂
波平派の刀は、古くから航海の安全や魔除けとしての信仰を集めていました。 笹貫もまた、単なる武器を超えた霊力を宿していると信じられ、樺山家に代々家宝として伝えられました。
波の意匠
海を渡る刃
刀身や拵(こしらえ)には波の意匠が見られることが多く、海に囲まれた薩摩の風土を感じさせます。 質実剛健な薩摩隼人の気質と、寄せては返す波のような悠久の時を感じさせる名刀です。
まとめ
笹貫は、自然の力強さと神秘性を宿した、南国の伝説的な太刀です。