ただでさえ強い鬼が、こんなものを持ったら誰も勝てない。「鬼に金棒」とは、強いものがさらに強力な武器を得て無敵になることの例え。とげのついた鉄の棒は、視覚的にも痛覚的にも最悪の恐怖を与える。
実在した金棒
金砕棒(かなさいぼう)
南北朝時代から戦国時代にかけて、実際に「金砕棒」という武器が使われていた。 樫の木に鉄板を巻き付け、鋲を打ったもので、全長2m前後。 刀では斬れない重装甲の武者を、衝撃で内部から破壊するために用いられた。 これを振り回すには並外れた筋力が必要で、まさに「鬼のような」豪傑の武器だった。
シンプルイズベスト
叩き潰す
技術もへったくれもなく、ただ質量で叩き潰す。 その原始的かつ絶対的な暴力性は、鬼という荒ぶる神の性質に最も適している。 折れず、曲がらず、手入れも不要。最強の生物には最強の鈍器がよく似合う。
まとめ
鬼の金棒は、洗練された技を嘲笑うかのような、圧倒的な暴力とパワーの象徴である。