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日本号:酒で飲み取られた天下三名槍【元ネタ・神話解説】

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日本号 / Nihongo
日本号

日本号

Nihongo
日本神話大身槍 / 天下三名槍
所有者母里太兵衛
攻撃力★★★★
属性
特殊能力美麗な装飾、重量級の一撃
主な登場
刀剣乱舞戦国無双仁王

「酒は飲め飲め 飲むならば...」という民謡『黒田節』で歌われる伝説の槍。それが天下三名槍の一つ「日本号(にほんごう)」です。正親町天皇から下賜され、「日本一」の号を与えられたという最高格式の槍は、なぜか酒の席での賭けの対象となり、豪快に持ち去られてしまいました。

日本号とは?

皇室ゆかりの最高傑作

もともとは皇室の所有物であり、正親町天皇から室町将軍・足利義昭へ、そして織田信長豊臣秀吉へと渡った、権力の象徴とも言える槍です。その作りは豪華絢爛で、穂(刃)には倶利伽羅龍(剣に巻き付く龍)の彫り物が施され、柄には美しい螺鈿(らでん)細工が散りばめられています。「槍にしておくには惜しい」と言われるほどの美術品です。

呑み取りの槍

この槍が「日本号」と呼ばれるようになった経緯よりも有名なのが、福島正則から黒田家の家臣・母里太兵衛(もり たへえ)へと渡ったエピソードです。酒癖の悪い正則は、太兵衛に「この大杯の酒を飲み干せば、好きな褒美をやる」と絡みました。太兵衛は見事に数リッターもの酒を一気飲みし、約束通りこの名槍を持ち帰ったのです。これが「呑み取りの槍」の異名の由来です。

武器としての特徴

巨大な刃

日本号は「大身槍(おおみやり)」に分類され、刃の部分だけで約80cmもあります。これは子供の身長ほどもあり、実質的には長い柄のついた「刀」を振り回すようなものです。重量も3kg近くあり(通常の槍の3倍以上)、これを片手で扱った太兵衛の怪力が忍ばれます。

螺鈿の輝き

柄には青貝の螺鈿細工が施されており、光の当たり方によって神秘的な輝きを放ちます。実用一点張りの蜻蛉切に対し、日本号は「美」と「武」を兼ね備えた、まさに王者の風格を持つ槍です。

現代作品での日本号

陽気な酔っ払いおじさん?

「刀剣乱舞」などの作品では、逸話通り「酒好きの豪快な男性」として描かれるのが定番です。しかし戦闘になれば、その巨大な刃とリーチを活かして敵をなぎ払う、頼れる兄貴分としての側面も見せます。

【考察】最強の槍はどれか

重量は破壊力

蜻蛉切が「切れ味」に特化しているなら、日本号は「質量による破壊力」に特化しています。厚みのある刃は、突けば鎧を貫き、払えば骨を砕く威力を持っていたはずです。ただし、扱うには桁外れの腕力が必要です。

まとめ

美酒と武勇の伝説に彩られた日本号。その輝きは、戦国の世を生きた男たちの意地と遊び心を今に伝えています。