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李舜臣:亀甲船を操り日本水軍を撃破した救国の英雄【文禄・慶長の役】

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李舜臣 / Yi Sun-sin
李舜臣

李舜臣

Yi Sun-sin
朝鮮提督 / 将軍
英雄度★★★★★
特徴厳格な武人の体躯
功績/能力潮流を利用した海戦術
弱点朝廷内の政治闘争
主な登場
Age of Empires IICivilization

豊臣秀吉による朝鮮出兵(文禄・慶長の役)。圧倒的な兵力と戦闘経験を持つ日本軍に対し、海上で立ちはだかった不敗の提督、李舜臣(イ・スンシン)。彼は朝鮮半島の複雑な地形と潮流を知り尽くした戦術眼、そして自ら開発した秘密兵器「亀甲船」を駆使し、国の存亡をかけた戦いで連戦連勝を重ねました。ホレーショ・ネルソンや東郷平八郎と並び称される、世界海戦史上屈指の名将であり、韓国における最大の国民的英雄です。

鉄の甲羅・亀甲船の衝撃

恐怖の兵器

彼が開発・改良したとされる「亀甲船(コブクソン)」は、当時の海戦の常識を覆す兵器でした。船の上部をドーム状の板(屋根)で完全に覆い、その上に鋭い鉄のスパイクを植え込むことで、日本軍が得意とする「船に乗り込んでの白兵戦」を物理的に不可能にしました。

さらに、船首の龍頭からは煙幕や大砲を放ち、船体の四方から絶え間なく砲撃を加えることで、日本水軍を一方的に破壊・混乱させました。この船の存在は日本兵に心理的な恐怖を植え付け、戦況を大きく変える要因となりました。

鳴梁(ミョンリャン)海戦の奇跡

一度は朝廷内の陰謀により投獄され、水軍を壊滅させられた彼が復帰した時、手元にはわずか13隻の船しか残っていませんでした。対する日本艦隊は133隻(諸説あり)という絶望的な戦力差。

朝廷さえも水軍の放棄と陸戦への参加を命じましたが、彼は「今、臣にまだ戦船が十二隻あります(実際は13隻)。死力を尽くして戦えば、まだ勝機はあります」と上奏し、決戦に挑みました。彼は鳴梁海峡の激しい潮流の変化を完璧に読み切り、日本艦隊の動きを封じて次々と撃破。奇跡的な勝利を収めました。

最後の戦いと遺言

露梁海戦での死

戦争の最終盤、撤退する日本軍を追撃した露梁(ノリャン)海戦において、彼は船団の先頭で指揮を執っていましたが、日本軍の流れ弾に胸を貫かれました。死を悟った彼は、「戦いは急だ。私の死を誰にも知らせるな」と言い残し、甥に自身の鎧を着せて太鼓を鳴らし続けさせました。最期まで軍の士気と国の未来を守り抜いた彼の生き様は、真の英雄の姿として語り継がれています。

まとめ

李舜臣の海戦術とリーダーシップは、ホレーショ・ネルソンや東郷平八郎からも尊敬されたと伝えられています。絶望的な状況でも決して諦めない彼の姿勢は、真の英雄の条件を私たちに示しています。