ネロ帝死後の内乱(四皇帝の年)を勝ち抜き、ローマに平和を取り戻したウェスパシアヌス。彼は派手さはないものの、徹底した現実主義で帝国を立て直しました。
ドケチ皇帝の財政改革
有料トイレ税
破綻した国家財政を再建するため、公衆トイレの尿にまで税金をかけました。息子ティトゥスが苦言を呈すると、硬貨を鼻に近づけ「金に臭いはない(Pecunia non olet)」と言い放った逸話は有名です。
コロッセオの建設
ネロの黄金宮殿の跡地に、市民のための巨大円形闘技場(コロッセオ)の建設を命じました。
最期までユーモアを
立って死ぬ
死の間際、「予は神になりつつあるようだ」と冗談を言い、「皇帝は立って死なねばならぬ」と言い残して立ち上がろうとしながら崩御しました。
まとめ
ウェスパシアヌスは、庶民的な感覚と堅実な政治で、ローマ帝国を破滅の淵から救い出した名君でした。