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八上比売:因幡の白兎が結んだ大国主の最初の妻【悲劇の美女】

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八上比売 / Yagami Hime
八上比売

八上比売

Yagami Hime
古事記神々 / 国津神
神格★★★
大きさ才色兼備の美女
権能縁結び、予知能力(人を見る目)
弱点争いを好まない性格
主な登場
古事記出雲神話

日本神話きってのモテ男、大国主命。彼が生涯で最初に愛し、妻としたのが八上比売(ヤガミヒメ)です。彼女は単なる美しいお姫様ではなく、80人もの乱暴な神々を袖にして「袋のあの方(大国主)」を選ぶという、確かな審美眼を持った女性でした。

因幡の白兎との関係

予言された結婚

サメに皮を剥がれて泣いていた白兎を助けた大国主に対し、兎はこう予言しました。「八十神(ライバルたち)はヤガミヒメを得られない。あなたこそが彼女を妻にするでしょう」。この予言通り、ヤガミヒメは多くの求婚者を退け、大国主を選びました。

正妻の座を降りた理由

スセリビメの嫉妬

しかし、後に大国主がスサノオの娘であるスセリビメを正妻に迎えると、その激しい嫉妬を恐れたヤガミヒメは、生まれたばかりの子供を木の俣に挟んで実家の因幡へ帰ってしまいました。この子供は「木俣神(キノマタノカミ)」と呼ばれています。

まとめ

ヤガミヒメの物語は、選ぶことの強さと、引くことの潔さを教えてくれます。彼女は今も因幡の地で、美と縁結びの神として静かに崇められています。