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セドナ:イヌイット神話の海の女神【元ネタ・強さ解説】

#イヌイット神話 #女神 #海 #人魚 #アザラシ #クジラ #指 #シャーマン #悲劇 #北極
セドナ / Sedna
セドナ

セドナ

Sedna
イヌイット神話海の女神 / 冥界の女王
神格★★★★
大きさ下半身が魚の巨人
権能海洋生物の支配、嵐、飢饉
弱点髪の毛(指がないので櫛でとかせない)
主な登場
Fate/Grand Order女神転生ゴールデンカムイ(言及)

北極の冷たい海の底に棲む女神セドナ。彼女の指からクジラやアザラシが生まれたという、美しくも痛ましい神話をご存知でしょうか?

セドナとはどのような神か?

セドナはイヌイット(エスキモー)神話における最高位の女神の一人です。海の哺乳類(アザラシ、セイウチ、クジラなど)を管理する主であり、彼女が機嫌を損ねると獲物が獲れなくなり、人々は飢えます。海底の家で暮らしています。

神話での伝説とエピソード

指の切断

父親(あるいは鳥の夫)によってカヤックから海に突き落とされた際、必死に船縁にしがみつきました。しかし父親は彼女の指を斧で次々と切り落としました。切り落とされた指が海に落ちて、それぞれアザラシやセイウチなどの海獣になりました。

シャーマンの役割

彼女は指がないため、乱れた髪を自分でとかすことができません。髪が汚れると怒って獲物を隠してしまいます。そのため、シャーマンが幽体離脱して海底へ行き、彼女の髪をとかして機嫌を直してもらう儀式が行われます。

アドジブン(冥界)

セドナが支配する海底の冥界は「アドジブン」と呼ばれます。ここは死者の魂が浄化される場所であり、生前にタブーを破った者の魂はここで一年間拘束され、セドナに仕えなければなりません。その後、月にある真の安息の地へ行けると信じられています。

現代作品での登場・影響

準惑星セドナ

太陽系の遥か彼方を回る準惑星「セドナ」は、極寒の宇宙にあることから彼女にちなんで名付けられました。

FGO

アルターエゴのサーヴァントの構成要素の一つとして登場し、その悲劇性と強力な水属性攻撃が描かれました。

【考察】その強さと本質

命の源泉

狩猟民族における「獲物=神の体の一部」という概念は、食べるという行為への罪悪感と感謝を表現しています。

まとめ

冷たい海の底で、彼女は傷ついた手を抱えています。私たちが生きるために奪う命の重さを、セドナは問いかけています。